"…うわー、愛歌ちゃんが言ってた奇跡ってこれか。予想の斜め上いった。" "ね、奇跡でしょ?" "うん、紛れも無いよ。久しぶり、和樹。" "蛍とも愛歌とももっと話したいんだけど、そろそろ時間みたいだ。なーんか意識がはっきりしない。成仏するのかな、俺。" その言葉に涙が溢れた。 "蛍、さっきも言ったけど、お前には本当に感謝しかない。できればこれからも俺の代わりに愛歌を頼む。" お兄ちゃんのその言葉に、けーちゃんがしっかりと頷いた。