「何か、あったの?」 「けーちゃん…。あのね…奇跡が起きたの。」 それだけじゃ、意味がわからないだろうと思っても、それ以上に表現ができなかった。 「私、優勝するよ。」 そう言い残して、結果発表の舞台に立つ。 何故か、緊張はなかった。 自信があったからなのか、理由はよく分からないけど、緊張はしていなかった。