"何かはまだ言えないの。お願い、もう少しだけ!" "そうは言っても、俺、何でここにいるかもよく分かってないし…。いや、まぁ何とかして見る!愛歌のお願いだしなぁ!" お兄ちゃんがそう言った瞬間、私の目の前からその空間が消えた。 私は歌っていた。 大勢の人に向けて。