奇跡の歌姫【下】





"久しぶりだな、愛歌!"




お兄ちゃんの夢なら何度も見た。


でも、その中のお兄ちゃんと話したことは無かった。



"お兄ちゃん…!"


"甘えたは変わらずかぁ?"



こんなにはっきりと存在を感じ取ったことも無かった。



"これは私の夢なの?それとも現実?"


"兄ちゃんにもよく分からん!…目が覚めたら歌が聴こえた。そしたら次の瞬間にはここにいた!"