「確かに最初は愛歌ちゃんを任せられた、っていうのもあるかもしれないね。でもマネージャーという仕事にのめり込んで行ったのも僕自身。満足してるよ。」
そう言って、私の頭を撫でた。
「さぁ、最後の打ち合わせ行っておいで。」
決勝戦。
実はまだその舞台に立つということに少し実感が湧いていなかった。
私よりも年下のはずのブライアンの方が幾分か落ち着いていた。
『では、決勝戦のオープニング、生放送始めます!utaさんブライアンさんは舞台袖でスタンバイお願いします!』
「愛歌ちゃん、オープニングで緊張吹き飛ばしておいで。」
「…行ってきます!」


