奇跡の歌姫【下】





「そんな顔じゃ出る声も出ないわよ〜!」


私の顔を引っ張った。



「緊張は誰でもするものだけど、
それを顔に出すか出さないかで印象も違うし、自分の心も楽になると私は思うの。」



真剣な顔でそう言った。



「自分の心も騙しちゃいなさ〜い!さ、招集まで後1時間しかないんだから、メイク始めるわよ〜!」



その後はいつもと変わらないテンションでメイクをしてくれた。