「輝、ごめん。やっぱり緊張して、何回も何回も躊躇した。 ありがとう、助けてくれて。」 渡された番号は、36番。 「それよりさ、曲、あれでよかったのか?」 「いいの。…輝のために歌うから。」 その言葉はおそらく、周りの喧騒でかき消されただろう。 でも、本当だから。