「でも、練習とかしてないし…。」 やっと出た言葉はそれだった。 消極的な言葉。 でも、輝はそれを許してはくれなかった。 「歌手になれるチャンスなんて、そうそうない!この番組は有名だし、確率が高い。しかも、sayakaとは一応、知り合いだろ!?…このチャンス逃すとか、ありえない。」 輝は必死だった。 本当に、私の夢のことを真剣に捉えてくれていた。