テレビの向こうの盛り上がりよりも何十倍も騒いだ。 お母さんがどこからかケーキを運んできて、どこかの部屋から他の社員さんも出てきた。 環さんも黒い涙を流しながら突進してきた。 ロビーは人数は少ないけれど、パーティー状態だった。