奇跡の歌姫【下】





どうやら少しは緊張しているようで、ただ歩くだけでも少し足が震えた。


司会の人が軽く私を紹介するのに相槌を打ちながら、緊張を解す。



「じゃあ行ってみよう!」



司会の人が舞台袖に戻り、ライトが落とされ、音楽が流れ始める。