奇跡の歌姫【下】





「懐かしい!ね、けーちゃん!」


「3年ぶりくらいだなぁ。…って、そんな暇無いんだった。
愛歌ちゃん、タクシー拾うよ。」



収録開始まで、あと3時間に迫っていた。


空港のロビーを早足で進み、タクシー乗り場まで荷物を引いた。


タクシーに乗り込んで、やっと一息つけたと思ったら、今度は収録についての流れの確認。