「環さん、この子がutaです。今回もどうかお願いしますね」 「はいは〜い、任せて任せて!さ〜て、まずはその鬱陶しい前髪からどうにかしないとね!」 そう言って、私を鏡の前のイスに座らせ、髪に櫛を通し始めた。 「今回少し問題なのは、素性を隠すために髪型とか全く変えられない事なんです。いつもは眼鏡で、より印象は変わるんですけど、同じ髪型は少しまずいかと…。」 「まぁ、この歳の子なら仕方ないわよね〜…。切れないとなると…上げる?」