「それよりも、まな、デビューの時はどうするつもりなんだ?公表するのは経験上オススメしないけど。」



やっぱり、そこは重要なんだ。



「さっきけーちゃんと決めたんだけど、私は輝とは別れるつもりとか無い。だから、渡辺 愛歌は隠すことにしたの。
デビューはutaとして、でもちゃんと渡辺 愛歌の生活は続けていくことにした。…駄目かな?」


「お母さんはいいと思うわよ?輝くんも、咲ちゃんも湊くんもついてくれてるんですもの。」


「父さんも愛歌の決めたことに口出しはしない。ただ、体には気を付けなさい。蛍にもよく言っておくよ。」



その後、少し話をして3人はまた挨拶回りに戻って行った。