奇跡の歌姫【下】





「一昨日、輝に乗せてもらって楽しさは味わえたからもういいの!」


「…それせこい。それ言われたら反論できないじゃん!」


「何でもいいから、足着くところに戻ろうよ!」



その一言で、輝は岸まで連れて行ってくれた。



「足、つく!…生き返った。」


「泳がないってなると、何するんだ?」


「いつもは桜貝を探してるよ?ピンク色の綺麗な貝。この海岸では見つけたこと無いんだけどさ。」


「よし、じゃそれでいいや。」



…良いのか。