奇跡の歌姫【下】





「よし。あ、そうだ、和樹から貰った?あいつ、だいぶ曲溜めてたけど。」


「貰ったよ。毎日聴いてる。あ…これ、けーちゃん貰ってくれないかな?」



私が愛用しているiPodを机に出した。


そこに元々入っていた曲は全部消して、お兄ちゃんに貰った曲を全部入れた。



「お兄ちゃんに貰った曲が全部入ってるの。…お古のiPodで申し訳ないんだけど…。」


「それは駄目だよ。愛歌ちゃんのもの、でしょ?」


「けーちゃんは、私のマネージャーになってくれるんでしょ?じゃあ、私の曲は全部、けいちゃんのものでもある。一緒に作っていくんだから。」