奇跡の歌姫【下】





ずっと、9歳の私は歌い続けていた。


それも、心底楽しそうに。



“どうだ?可愛いだろ?

愛歌、頼むからあのままでいてくれよ?

よし、じゃあ本当の本当にこれでおしまいだ。

愛歌、応援してるからな、頑張れよ!”



本当の本当に、これで終わりだった。