嫌い嫌いも、好きのうち!


「それに、元気だけが取り柄のあんたがこんなふうにうじうじしてるの、正直見てて気持ち悪い! 万が一当たって砕けたら慰めてあげるから、明日はどかーんと翔くんにぶつかってきなさいよ!!」


「う……っ」


 気合注入、と言わんばかりに背中を思いっきり叩かれた。


 ていうか、明日告白って、いくらなんでも急すぎる。


 幼なじみだけど全然会話なんてしてないし、いきなり告白したって、信じてもらえない気がする。


 ……でも、このタイミングは、逃しちゃいけないとも思う。


 告白が失敗したとしても、どうせ翔と顔を合わせることになるのはほんの数回だけだろうし。


 気まずくなる前に、きっとお互いの距離も、今より物理的に離れると思うから。


 ……当たって、砕けてくるか。