目を閉じて待っているとまたあの聞いたことのある声が横から聞こえてきた
やっぱりどっかで聞いたことある声だ
あっれー??誰だっけー。
思い出せない。
…………。
!!!!!!
「あああ!!!」
『!?』
思わず出してしまった大声でその場にいた全員の視線が私に集中した
「…………すいません。
柳中出身、湯川すなおです
よろしくおねがいします。」
そのまま静かにあいさつし、静かに椅子に座った。
何やってんの自分ーーー!!
前の方に目をやると蒼空が肩を揺らして笑っている。
穴があったら入りたい…。
でも、今分かった
誰の声にそっくりなのか。
パーカーさんだ。
この銀髪の人の声、パーカーさんにそっくりなんだ
それにしても、何度聞いてもびっくりするくらい似てるなぁ
あれ、良く見たらこの人も口にピアスしてる
すごーい、こんなことってあるんだ。
でも、同じ学年でましてや同じクラスで
なんてことあるわけないよね。
内心二人がばったり出会ったところに出くわして見たいとこの時ひそかに考えていた
が、そのひそかな私の願いが叶うことはなかった

