私は朝の出来事を全部話す。てか…話してたらだんだんイライラしてきた。



「そっか…紺も悪いけどさ、反発しちゃった葵ちゃんもだめだよ」



瑠威さんに正論言われちゃったよ。
でも、さっきまでのイライラは消えていた…。大人ってすごい。



「あ…そういえば…。今日、田宮が床に押し付けてきました…私を」



1番嫌だったことを話すと、瑠威さんは血相を変えた。

…え?急にどうしたんだろう。


「こぉーん」



立ち上がり、階段を駆け上がった瑠威さんは、上で田宮に何か話しているみたい…。2人が言い争ってるのが下からでも、わかる。
てか、1人にしないでください。



「紺連れてきたよ」



瑠威さんはスッキリした顔で。田宮はイラだってる顔で降りてきた。