黒猫が白猫を溺愛しています。~愛の告白は耳元で valentineday~





「ありがとう!黒さん」
さっそくしろが甘々どら焼きを手に取ったとき、




「………待って、しろ」
黒の声で口へと持っていく手を止めるしろ。




「………しろ。食べる前にお願いがあるんだけど」
「はい?」