うわぁ…何受け入れてんだろ私っ!こんなこと付き合ってるカップルがすることなのに…
その後は尾神くんの方を見ることが出来ないまま、お母さん達が2階から降りてきて私達は帰ることにした。帰り際に隆也くんに声をかける尾神くんと目が合うと、尾神くんは「じゃあな」と一言そう言った。
私は「うん」と言うのが精一杯でさっきのキスを思い出すと恥ずかしくなり、逃げるようにお母さんの車に乗り込んだ。
ブオオオオン…
帰りの車内。弟達は後ろの席ではしゃいでいる中、助手席に座る私は窓の外をぼーっと眺めながら尾神くんのことを考えていた。
さっきおでこにキスされた感触が今も残ってる…熱くて…すごく優しいキス…
自分のおでこを指で突つくと胸がきゅーっとしめつけられて、何とも言えない気持ちになる。
私キモイ…どうかしてるよ……
「凌哉くんの風邪早くよくなるといいわね」
隣で運転しているお母さんが、車を運転しながら私に言った。
「…う、うん」
「食欲はあるみたいだから明日は雑炊にキムチ入れてあげたら?」
「…そうだね。キムチって風邪にいいんでしょ?」
「うん。あと喉が荒れてるみたいだったね。咳もしてたし…帰ったらはちみつ大根作ってあげるから明日持っていきなさいよ」
お母さんは「ね?」と言ってニコッと笑った。私は「うん、ありがとう」と言ってまた窓の外に目を向けた。
お母さんは私と尾神くんの関係に気付いているんだろうか…
まだ付き合っているわけじゃないってことも…わかってるのかな…
その夜はいつもより早めにベットに入って、薄暗い部屋でスマホを見ていた。レシピサイトのアプリを開いて、明日作る雑炊のレシピを調べている。
キムチかぁ…尾神くん好きかな?
あ、これ美味しそう…
ピロン♪
するとLINEが届く着メロがして画面を見ると
、尾神くんからのメッセージがきた。私はすぐさまLINEを開く。
尾神くん{今日は本当に助かった。ありがとう。隆也は迷惑かけてない?
そのメッセージを読むと、私は仰向けに寝ていた体を起こしてうつ伏せの体制になり、枕に寄りかかってすぐに返信をしようと指をスマホ画面にスライドさせた時…
バンッッ!
ビクッ
突然私の部屋のドアが勢い良く開き、びっくりして飛び起きる。
「貞子だぁ~」
「さ、貞子…だぁ」
毛布をかぶって顔に懐中電灯のライトを当てている洋平と隆也くんが、私の部屋に入って来た。
隆也くんは恥ずかしそうに控えめの声を出していたが、洋平はドヤ顔をして声も大きい。
「あれ?おっかしいな~姉ちゃん驚かねえな」
リアクションの薄い私を見て、首を傾げている洋平の後ろに隠れる隆也くん。
「もう寝なさい…」
洋平をじーっと睨む私を見て、2人は背筋を伸ばし懐中電灯の灯りを消す。
「失敗したぜ~」
逃げるように部屋から出ていく洋平と隆也くんに、私はハァとため息をついてまた布団に潜ってスマホに目を向け、尾神くんからきたLINEに返事を送る。
沙世{こちらこそありがとう!隆也くんはとってもいい子で今貞子やってるよ(^^)
すぐ尾神くんから返事が来る。
尾神くん{は?貞子??
メッセージを読むと今の尾神くんの表情が見えてくるようで、私は布団の中でクスクスと笑ってしまった。
早く会いたいな…
その後は尾神くんの方を見ることが出来ないまま、お母さん達が2階から降りてきて私達は帰ることにした。帰り際に隆也くんに声をかける尾神くんと目が合うと、尾神くんは「じゃあな」と一言そう言った。
私は「うん」と言うのが精一杯でさっきのキスを思い出すと恥ずかしくなり、逃げるようにお母さんの車に乗り込んだ。
ブオオオオン…
帰りの車内。弟達は後ろの席ではしゃいでいる中、助手席に座る私は窓の外をぼーっと眺めながら尾神くんのことを考えていた。
さっきおでこにキスされた感触が今も残ってる…熱くて…すごく優しいキス…
自分のおでこを指で突つくと胸がきゅーっとしめつけられて、何とも言えない気持ちになる。
私キモイ…どうかしてるよ……
「凌哉くんの風邪早くよくなるといいわね」
隣で運転しているお母さんが、車を運転しながら私に言った。
「…う、うん」
「食欲はあるみたいだから明日は雑炊にキムチ入れてあげたら?」
「…そうだね。キムチって風邪にいいんでしょ?」
「うん。あと喉が荒れてるみたいだったね。咳もしてたし…帰ったらはちみつ大根作ってあげるから明日持っていきなさいよ」
お母さんは「ね?」と言ってニコッと笑った。私は「うん、ありがとう」と言ってまた窓の外に目を向けた。
お母さんは私と尾神くんの関係に気付いているんだろうか…
まだ付き合っているわけじゃないってことも…わかってるのかな…
その夜はいつもより早めにベットに入って、薄暗い部屋でスマホを見ていた。レシピサイトのアプリを開いて、明日作る雑炊のレシピを調べている。
キムチかぁ…尾神くん好きかな?
あ、これ美味しそう…
ピロン♪
するとLINEが届く着メロがして画面を見ると
、尾神くんからのメッセージがきた。私はすぐさまLINEを開く。
尾神くん{今日は本当に助かった。ありがとう。隆也は迷惑かけてない?
そのメッセージを読むと、私は仰向けに寝ていた体を起こしてうつ伏せの体制になり、枕に寄りかかってすぐに返信をしようと指をスマホ画面にスライドさせた時…
バンッッ!
ビクッ
突然私の部屋のドアが勢い良く開き、びっくりして飛び起きる。
「貞子だぁ~」
「さ、貞子…だぁ」
毛布をかぶって顔に懐中電灯のライトを当てている洋平と隆也くんが、私の部屋に入って来た。
隆也くんは恥ずかしそうに控えめの声を出していたが、洋平はドヤ顔をして声も大きい。
「あれ?おっかしいな~姉ちゃん驚かねえな」
リアクションの薄い私を見て、首を傾げている洋平の後ろに隠れる隆也くん。
「もう寝なさい…」
洋平をじーっと睨む私を見て、2人は背筋を伸ばし懐中電灯の灯りを消す。
「失敗したぜ~」
逃げるように部屋から出ていく洋平と隆也くんに、私はハァとため息をついてまた布団に潜ってスマホに目を向け、尾神くんからきたLINEに返事を送る。
沙世{こちらこそありがとう!隆也くんはとってもいい子で今貞子やってるよ(^^)
すぐ尾神くんから返事が来る。
尾神くん{は?貞子??
メッセージを読むと今の尾神くんの表情が見えてくるようで、私は布団の中でクスクスと笑ってしまった。
早く会いたいな…



