水に落ちそうになりながらも、私は2人に腕で引っ張られている状態で春子と樹里に向かって叫んだ。
2人は腕を震わせて私の手を掴みながら、私の言葉に耳を傾けた。
「ここでちゃんと誓って!もう今までのことは全部チャラ!!!」
私がそう言うと、2人は一度私から目をそらした後お互い目を見合わせた。
「もう喧嘩は終わり!わかった?これからまた前みたいに仲良くしよう!」
私は2人の手をぎゅっと握った。
「うん…わかった。誓うよ!」
「私も!」
笑顔になり大きく頷く2人を見て、私は涙が一粒こぼれた…
春子と樹里も泣いていた。
良かった…
仲直り出来た…
このイベントに参加したかいがあったよ。
本当に良かった…
ギャラリーにいる凌哉くんに目を向けると、私を見て優しく微笑んでくれていた。
私達の様子からして、仲直り出来たんだと察してくれているみたいだ。また涙が出た…
「えっ……ちょっ!」
「沙世!?」
「へ?」
一安心して体全体の力がぬるんだ私は、体が段々と後ろに持っていかれる…
「や、やだ!ちょっと助けてっっ」
2人の手を力強く握るも、私の体はどんどん後ろに押されてしまい…
「やばっ!」
「や、やめっ!!」
ジャッバーーーーーンッッ!!!!
手を握っていた春子と樹里も道連れにして、私達3人はそのままプールに落っこちた。
「ぷはっ」
「ゲホゲホ」
「ハァハァ」
プールの水から顔を出して、3人で顔を見合わせると当然私達はびしょびしょに濡れている。
「冷たっ」
まだ暑いといっても、プールの水はすごく冷たく感じ私達は一瞬で体が冷えてその場で震えた。
「…ぷ」
樹里が私と春子を見て、こらえきれずに吹き出して笑う。
私と春子は一度停止したあと、肩を震わせて声を上げて笑った。
プールサイドに3人の笑い声が響いている…
私達の友情が復活した瞬間だった。
「ゴーーール!!!」
その後。なんとかアスレチックプールをクリアした私達は、3人で仲良くゴールした。
「3人同着だよ!」
「しかも1位!!!」
ずぶ濡れで3人で抱き合う私達。
3人一緒にゴール出来るなんて思ってもいなかったな~
こんなに嬉しいことははいよ!
「優勝商品は山分けね♪」
「そうね~それが平等だよね」
3人でそんな話をしていると、イベント係の生徒が私達に近づいて話しかけて来た。
「申し訳ないけど…君たちは失格になります」
え……
その生徒は言いにくそうに言うと、苦笑いをする。すると春子と樹里が急に豹変して、怒り始めた。
2人は腕を震わせて私の手を掴みながら、私の言葉に耳を傾けた。
「ここでちゃんと誓って!もう今までのことは全部チャラ!!!」
私がそう言うと、2人は一度私から目をそらした後お互い目を見合わせた。
「もう喧嘩は終わり!わかった?これからまた前みたいに仲良くしよう!」
私は2人の手をぎゅっと握った。
「うん…わかった。誓うよ!」
「私も!」
笑顔になり大きく頷く2人を見て、私は涙が一粒こぼれた…
春子と樹里も泣いていた。
良かった…
仲直り出来た…
このイベントに参加したかいがあったよ。
本当に良かった…
ギャラリーにいる凌哉くんに目を向けると、私を見て優しく微笑んでくれていた。
私達の様子からして、仲直り出来たんだと察してくれているみたいだ。また涙が出た…
「えっ……ちょっ!」
「沙世!?」
「へ?」
一安心して体全体の力がぬるんだ私は、体が段々と後ろに持っていかれる…
「や、やだ!ちょっと助けてっっ」
2人の手を力強く握るも、私の体はどんどん後ろに押されてしまい…
「やばっ!」
「や、やめっ!!」
ジャッバーーーーーンッッ!!!!
手を握っていた春子と樹里も道連れにして、私達3人はそのままプールに落っこちた。
「ぷはっ」
「ゲホゲホ」
「ハァハァ」
プールの水から顔を出して、3人で顔を見合わせると当然私達はびしょびしょに濡れている。
「冷たっ」
まだ暑いといっても、プールの水はすごく冷たく感じ私達は一瞬で体が冷えてその場で震えた。
「…ぷ」
樹里が私と春子を見て、こらえきれずに吹き出して笑う。
私と春子は一度停止したあと、肩を震わせて声を上げて笑った。
プールサイドに3人の笑い声が響いている…
私達の友情が復活した瞬間だった。
「ゴーーール!!!」
その後。なんとかアスレチックプールをクリアした私達は、3人で仲良くゴールした。
「3人同着だよ!」
「しかも1位!!!」
ずぶ濡れで3人で抱き合う私達。
3人一緒にゴール出来るなんて思ってもいなかったな~
こんなに嬉しいことははいよ!
「優勝商品は山分けね♪」
「そうね~それが平等だよね」
3人でそんな話をしていると、イベント係の生徒が私達に近づいて話しかけて来た。
「申し訳ないけど…君たちは失格になります」
え……
その生徒は言いにくそうに言うと、苦笑いをする。すると春子と樹里が急に豹変して、怒り始めた。



