「んなもんいいよ」
凌哉くんはペットボトルをガラステーブルに置くと、私からプレゼントを受け取り床にあぐらをかいて座った。
ラッピングを丁寧に開けて、箱のテープを爪でひっかきながら開ける凌哉くん。プレゼントを良く見ると、テープが結構頑丈についている。
「紗世。そこの一番上の引き出しからハサミ取って」
「うん」
ベット横のデスクを指差す凌哉くん。
私は立ち上がって、言われた通りデスクの引き出しの一番を開けると、中にはハサミの他に文具や写真が入っていた。
「写真見てもいい?」
「ああ」
先にハサミを取り出したあと何枚か重なって入っていた写真を取り、引き出しを閉めて凌哉くんにハサミを差し出す。
「…サンキュ」
「うん」
私は写真を手にしながらベットに腰掛けた。
写真に写っているのは凌哉くんと隆也くんで、顔を見る限りだと数年前に撮っただと思われる。凌哉くんは学ラン姿だし隆也くんは今よりも幼い…
凌哉くんが中学くらいかな。
今よりももっとやんちゃで悪そう…だけど今と変わらずカッコイイなぁ…
二枚目の写真をめくると、今度は柳田くんと凌哉くんのツーショット。これも中学生くらいだと思われ、学校のジャージ姿の2人はとても仲良さそう。
昔から仲良しだったんだね…
凌哉くん…普段は柳田くんのことあんまり話さないけど、写真に写ってる2人を見てたら関係性がよくわかるよ。
隆也くんと写っていた方の写真と今の写真を並べて交互に見て、微笑ましく眺める。
この写真欲しいなぁ♪
凌哉くんの中学生時代の写真はかなりレアだよ…
コピーしたらダメかな…
後で聞いてみようかなぁ…
ペラ…
え……………。
そんなことを考えながら、次の写真をめくった時の事だった…
「さ、さ…最低っっっっ!!!!」
プレゼントのテープを剥がす凌哉くんに、私は怒りながらその写真を投げつけた。
「なっ…なにすん…………あ゛っ…やべ……」
投げつけた写真を見るなり凌哉くんの手は止まり、急にばつの悪い顔をして焦り出した。
写真にはセクシーな下着を着た女性が写っていて、しかもその顔は私の顔…
そう。クラスメイトの嫌がらせで黒板に貼られたあのアイコラ写真だった。残りの写真を見てみると、その全てが私の顔を当てはめているアイコラ写真。
私は更に怒りがこみ上げて来た。
「最っっっ悪っ!!!それ捨てるって言ったじゃん!」
「お、落ち着けよ…」
あのことは忘れたわけじゃないけど、もう気にしないようにしてたのに~
また蒸し返されて、恥さらしにされた気分なんですけど!
「俺の言い訳を聞いてくれ…」
「…いいよ。聞きましょう」
どうするかは聞いたあとに決めようか。
「最初はちゃんと処分しようと思ったんだ…だけど…いざやるとなると出来なくて…」
凌哉くんはポリポリと頬をかいて続ける。私は複雑な気持ちのまま、黙って凌哉くんの話を聞いていた。
ふとプレゼントの箱に目をやると、テープを途中まで剥がした状態で中断していて、まだ箱の中は見ていない様子…
これからドキドキのプレゼントタイムだったのにな…
写真なんか見つけるんじゃなかった…
「俺だってこんな写真本当は燃やして消滅したいくらいなんだよ。だけどいざその写真を見ると…どうしても手が止まっちまうだよ」
凌哉くんはペットボトルをガラステーブルに置くと、私からプレゼントを受け取り床にあぐらをかいて座った。
ラッピングを丁寧に開けて、箱のテープを爪でひっかきながら開ける凌哉くん。プレゼントを良く見ると、テープが結構頑丈についている。
「紗世。そこの一番上の引き出しからハサミ取って」
「うん」
ベット横のデスクを指差す凌哉くん。
私は立ち上がって、言われた通りデスクの引き出しの一番を開けると、中にはハサミの他に文具や写真が入っていた。
「写真見てもいい?」
「ああ」
先にハサミを取り出したあと何枚か重なって入っていた写真を取り、引き出しを閉めて凌哉くんにハサミを差し出す。
「…サンキュ」
「うん」
私は写真を手にしながらベットに腰掛けた。
写真に写っているのは凌哉くんと隆也くんで、顔を見る限りだと数年前に撮っただと思われる。凌哉くんは学ラン姿だし隆也くんは今よりも幼い…
凌哉くんが中学くらいかな。
今よりももっとやんちゃで悪そう…だけど今と変わらずカッコイイなぁ…
二枚目の写真をめくると、今度は柳田くんと凌哉くんのツーショット。これも中学生くらいだと思われ、学校のジャージ姿の2人はとても仲良さそう。
昔から仲良しだったんだね…
凌哉くん…普段は柳田くんのことあんまり話さないけど、写真に写ってる2人を見てたら関係性がよくわかるよ。
隆也くんと写っていた方の写真と今の写真を並べて交互に見て、微笑ましく眺める。
この写真欲しいなぁ♪
凌哉くんの中学生時代の写真はかなりレアだよ…
コピーしたらダメかな…
後で聞いてみようかなぁ…
ペラ…
え……………。
そんなことを考えながら、次の写真をめくった時の事だった…
「さ、さ…最低っっっっ!!!!」
プレゼントのテープを剥がす凌哉くんに、私は怒りながらその写真を投げつけた。
「なっ…なにすん…………あ゛っ…やべ……」
投げつけた写真を見るなり凌哉くんの手は止まり、急にばつの悪い顔をして焦り出した。
写真にはセクシーな下着を着た女性が写っていて、しかもその顔は私の顔…
そう。クラスメイトの嫌がらせで黒板に貼られたあのアイコラ写真だった。残りの写真を見てみると、その全てが私の顔を当てはめているアイコラ写真。
私は更に怒りがこみ上げて来た。
「最っっっ悪っ!!!それ捨てるって言ったじゃん!」
「お、落ち着けよ…」
あのことは忘れたわけじゃないけど、もう気にしないようにしてたのに~
また蒸し返されて、恥さらしにされた気分なんですけど!
「俺の言い訳を聞いてくれ…」
「…いいよ。聞きましょう」
どうするかは聞いたあとに決めようか。
「最初はちゃんと処分しようと思ったんだ…だけど…いざやるとなると出来なくて…」
凌哉くんはポリポリと頬をかいて続ける。私は複雑な気持ちのまま、黙って凌哉くんの話を聞いていた。
ふとプレゼントの箱に目をやると、テープを途中まで剥がした状態で中断していて、まだ箱の中は見ていない様子…
これからドキドキのプレゼントタイムだったのにな…
写真なんか見つけるんじゃなかった…
「俺だってこんな写真本当は燃やして消滅したいくらいなんだよ。だけどいざその写真を見ると…どうしても手が止まっちまうだよ」



