「何?」
「今日、買出し行くから手伝え」
「何その、命令口調」
「教科書…」
「分かった!行くから!!」
弱みを握られてるには、私の方が多い。
「…っ、校門で、待ってるから」
私は若干キレめの口調でそう言い、教室に戻った。
「ハァー…」
何で、あんな風に育ったんだろ…
前までは、私がいなきゃ何もできなかったのになぁ
しかも、あの手…
高校で、男の子はグンっと成長する。
私はまだその早さに追いつけていない。
「なんなんだろ…」
このよく分からない感情を疑問を持ちながら、掴まれた腕をそっと触った。
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