いつだって、ヒーロー。



「青でも意外と考えてやんの。ま、せいぜい先輩に取られねえように頑張れば?」


当たり前だよ!
とられてたまるかっての!


…つっても、あの文化祭の日から一言も喋ってねえんだよな。


いや、むしろ避けられてる気がするのは俺の思い込み?

特に話しかけたりとかはねえけどさ…なんか…雰囲気そんな感じ。


「…なあ、その3年ってどんな感じで狙ってんの?」


やっぱり気になる存在。


「興味津々だな〜」


「あったりめーだろ!」


「よくクラスに来んぞ?永倉ちゃんいる?ってな。ちなみに永倉はというと…まあ男慣れしてない感じでオドオドしながら行くけど」


へ〜…。


ただ単にクラスに見に来るだけじゃねーのかよ。
ちょっと進展してんのかよ。


「アイツ…自覚ねえもんな。モテてるってわかってねえから…」


だから困る。
それなりに自覚があると警戒心だって生まれる。
けど、いずだもんなあ。
無理だよなあ。


「俺と付き合ってたときだって告られてたし」