「俺…ほんと何してんだよ……」
…はあ?
「爽太、何言ってんの?」
文化祭のあと、いつものように俺の部屋でゴロゴロしてると爽太が突然そんなことを言ってきた。
コイツいよいよ頭おかしくなったか?
「っていう顔してんだよお前は。何があったんだよ」
俺は全部話した。
もちろん1年のときのことなんか知り尽くしてるから、そこから話す必要はなかった。
「女ってめんどくせえな」
話終えた一発目。
「もっとフォローの言葉はねえのかよ…」
お前は悪くないよ。とかさ。
ほんと、いっつもこう。
俺のこと気づく割りには何もねえし。
まあそれが爽太って人間だけどさ。
「あいにくそんな能力は持ち合わせてねえよ」
知ってるよ。
期待した俺がバカだったわ!
「…もう話せねえかな、いずと」
俺といたら、またこんなことになるかもしれねえもんな…。
俺だってあんなのもう絶対嫌だよ。
いずが悲しむとか傷つくとか。
もうごめんだよ。
できれば、1年のあのときだけで終わってほしかった…。
そう思うのにな…。
それでもやっぱり隣にいたいな。
今日俺ほんとに嬉しかったのに。
「へ〜…青って意外とヘタレか」
「ヘタレって…」
まあ、今の俺にはピッタリ以外の何ものでもねえな。
これだけでくじけるとか、男としてどうだか…。

