いつだって、ヒーロー。




「おーやっぱりあるな、お菓子。これ食っていい?」


「……食えば?」


いつものように部屋のお菓子を漁る。

バリバリとスナック菓子を頬張る横顔は前となに一つ変わらない。


頭痛くなってくる。


「なん、青、コンソメ味しか昔から食わねえよな」


「まあ…コンソメが1番好きだし」


「俺はのり塩だな〜」


「うん、知ってるし。中学からそうだしな」


ダメだ。


「まあ2番目はコンソメだけどな」


「うん。それも知ってる」


話が切り出せない。


「なあ、お前さ」



「あーもー!うっせーな!!!!俺に話させろ!!!」



うっせ〜ぞ〜、と一階から紫音の声が聞こえる。