「爽太!!!!」 そそくさと帰ろうとする爽太の名前を呼ぶ。 ピタ…と足を止めて振り向く。 「………さっびぃぃ!!話あるんならお前んちな」 ……………はあ? いつもの爽太と同じ…? 確かに寒いけど。 沖縄よりも気温は低い。 ましてや12月だし。 寒いっつーか冷たい。 つーか、今それどころじゃねえし。 何ヶ月ぶりっつーくらい久しぶりに喋ったその一言目がそれか? よくわからないまま、俺は爽太と電車に乗って俺の家へと向かった。