いつだって、ヒーロー。



「ごめんなさい…」


うっすら涙を浮かべながら女の子たちは謝る。


「謝る相手、間違ってるけど」


そんなことを気にもしないで淡々と話す宮城くんに従って、私の方を向く。


「永倉さん……ごめんなさい」


それだけ言うと去って行った。



取り残された私と宮城くん。


そしてここは初めて私たちが言葉を交わした校舎裏。


告白をしてくれた校舎裏。


別れを告げた校舎裏。


変な空気が流れて、思わず逃げ出そうとした。