「ねえ、どういうつもり?」
「え…」
なんで私はこうなるんだろう。
なんで学ばないんだろう。
「あんたさー、文化祭では宮城くんだったのに田渕さんと付き合ってるってわかった途端に浜野くん?体育会のことでいい気にならないで!」
この女の子4人に呼び出されたのは高校生になって2回目…。
あの時と何も変わらない。
冷たい言葉と冷たい目つき。
「そんなつもり…」
違うの。
私はそんなつもりなかったの。
浜野くんは助けてくれただけで、本当に何もないの…。
「うるさい!前もそんなこと言ってたじゃん!結局その後宮城くんと付き合ったし、今回だってそういうつもりなんじゃないの?」
「違う!」
しまった……!
思わず反論してしまった。
だけど、本当に違うの。
浜野くんはつーちゃんが好きなの。
でも、つーちゃんは付き合ってる人がいて今たくさん悩んで…。
私は応援してるだけなの。
「…ふーん。少しは言い返せるようになったんだ?」
ジリジリと近づいてくる4人に私は後ずさり。
トンっと校舎の壁に追い詰められる。

