いつだって、ヒーロー。




「あっ……………!」


そんな声とともに倒れる体。


ぐらっと視界が揺れて、気づけば地面にスライディング。

カランカランとバトンが手から離れて地面と接触する音が聞こえる。


うそ……。


転けちゃった…?


足首をかばいながら走ったから、変に足がとられちゃったんだ…。


痛い……。


私の視界にはアンカーが次々とゴールする姿が映った。


体をゆっくりと持ち上げて力なく残りの距離を走った。



結局…べべになっちゃった…。