いつだって、ヒーロー。



予選と同じようにパン!という音とともに1走者が走り出す。


「ここだよ!」


3走者の子に手を振って誘導する。

いよいよ、私の番。


はい!と私がバトンをもらったのは1番目だった。


このまま…!



ズキッ。



歩くよりも何倍もの痛みが襲ってくる。


痛い、痛い。


だけど、そんなの知らない。


走れっ!!