いつだって、ヒーロー。



いたた…。

私の足はまだ痛むけど、隠すようにしてお昼休憩だけあいている教室へと向かった。


「つーちゃん、元気出してよ〜」


「ごめんね、ほんとに…」


そんな顔しないで?


つーちゃんは、午前中に行われた障害物競走で隣を走っていた男の子にぶつかられて吹っ飛んじゃって、べべになっちゃったんだ。


それに落ち込んでる。

つーちゃんは悪くないのに…。


「怪我は?」


「擦り傷だけだったから大丈夫だよ」


大きな怪我がなくてよかったよ。


「泉は準決勝、私の分まで頑張ってね?」


「う、うん!当たり前だよ!」


頑張らなくちゃ。
私が痛がってる場合じゃないよ。


リレーは点数が高いから、なるべく上をとらないと。



100mくらい気合いで走ってやる!!



そう決めたお昼休憩でした。