いつだって、ヒーロー。



「そういうの、なしじゃね?」


気づけばそう言ってた。
コイツのこと、まだ何も知らねえけど絶対に謝ることなんかするわけない。

だって、こんなにも怖がってるんだぜ?
呼び出されて怖がるやつが、お前らに不都合なことするわけねえだろ。


「怖かった…」


女子が去った後、小さい声で永倉はそう言う。
そりゃそうだよ。
泣く永倉が、震えてる。