もう好きじゃないよ!
そう言ってた頃の私は、嘘をついてたのかもしれない。
目で追ってしまうのは、嘘をついて騙して振ってしまった罪悪感からだって
そう言い聞かせてただけで。
本当はまだ忘れられなくて、それを理由に見てたのかもしれない。
登校のときに青くんが前に見えるからって
下駄箱で隣り合うのが気まずかったはずなのに
電車の時間を変えなかった。
助けてほしいときに
いつでもあなたの顔が思い浮かぶのは
走って来てくれるって信じてしまうのは
来てくれたときに安心してしまうのは
まだ
青くんが好きだったから…………。

