「泉…頑張ったね」
真緒ちゃんの頑張ったねって言葉は魔法みたい。
悲しかった心が少しだけ晴れた気がする。
私をぎゅっと抱きしめてくれて頭をポンポンっとしてくれた。
「……真緒ちゃん。私、真緒ちゃんが一番の友だちでよかった」
弱い私と笑ってくれて、泣いてくれて、支えてくれて。
こんなにいい友だち、他にいないよ。
「あ〜も〜泉のバカ。当たり前だよ、私もそうだよ」
まだ震える声のまま。
顔が見えなくたって泣いてるのわかっちゃうよ?
「ありがと…真緒ちゃん…」
私、きっと真緒ちゃんがいなかったらダメかも。
背中を押してくれるのも
ハッキリ思いを伝えてくれるのも
無理しないでって心配してくれるのも
それが全部真緒ちゃんで本当によかった。

