いつだって、ヒーロー。



「泉………ごめんね…」


「なんで真緒ちゃんが謝るの…?」


いつになく真剣な顔の真緒ちゃん。

どうしたの?
急に謝られるとビックリしちゃうよ。


「私が言ってれば…ごめん、泉…」


「わわっ!ど、ど、どうしたの?なんで謝るの?」


夏祭りから数日後…。

1人じゃやっぱり抱えきれなくて結局真緒ちゃんに頼っちゃった。

伊藤先輩のことも青くんのことも全部…話した。

涙が出そうになったけど、私が泣くとこじゃないから。
我慢したよ。


話終わった一言目が真緒ちゃんの言葉。


真緒ちゃんまた何か変だよ。


「あの日…浴衣を買いに行った日に電話がかかってきたの覚えてる?」


「うん?」


お昼ご飯を食べてると急に電話がかかってきたっけ。
それから真緒ちゃんがおかしくなったんだった。


「あれね…宮城からだったの」


「そうなんだ!…って、ええ?青くん?」


一度は納得したけど、よく考えてみると青くん??