いつだって、ヒーロー。



青くん…何も言わない…。


怒ったよね…。

だって…口…血出てるもん…。

私のせいで怪我しちゃったもん…。


ねえ、ごめんね青くん。


「あんな奴と一緒にいんなよ…」


ずっと歩いていた足を止めてそう言った。


「ごめん…なさい…」


ごめんなさい…。
ごめんなさい…青くん。


「私が…バカだから…宮城くんっ…口から血出て…ごめんっ…なさい…」


私が騙されてなかったら。
こんなことになってないのに。


「今…泣いてる?」


私に背を向けたまま聞いてくる。

うん、泣いてるよ…。

恐怖と悲しさと…もっといろんな感情が溢れて涙がボロボロって…。




「泣いてたら…お前の方向けない。……絶対、抱きしめてしまうから」