________________________________
夏祭り行きましょう!
________________________________
真緒ちゃんとの電話を切ってすぐ、伊藤先輩に返信した。
部屋のベッドにぼふっと倒れて、息をふーっと吐く。
私、一歩踏み出すよ。
真緒ちゃんの言う通り。
-プルルルルッ
えええええええっ!!!
い、い、い、伊藤先輩から電話…!
返信してすぐに電話って…緊張する!
いや、でも出なきゃ…!
「は、はい…!」
『永倉ちゃん、俺と行ってくれんの⁉︎』
声だけでも、すごく嬉しそうなのがわかっちゃう。
「は、はい…!あの、わ…私でよければ…なんです…けど…」
私なんかでいいのかなあ?
伊藤先輩はすっごくモテそう。
見た目はすごくチャラいんだけどね?
ちゃんとゴメンねって言えるとことか、話しててわかったことだけど笑顔がたえないところとか。
本当にモテるかはわかんないけど、
きっとモテるんだろうな
って思った。
そんな伊藤先輩が私のメールで嬉しくなって電話をかけてきたってだけで、私も嬉しい。

