祝儀も終わり

祝賀会になる。


美咲は終始笑顔でいた


そりゃ、そうだ


俺は呑まされるだけ呑まされる


酒には強い……


「雅樹、ザルね」


そう笑ってる


断らない俺を見て楽しんでる。



大東は泣いてるし…


親父とお袋は


マッタリ二人で飲んでやがる




なんか……いいな


こういうの……。



美咲を見れば


笑顔で返してくれる




「わ。わか〜、みさきさ〜ん」


そう大東が絡んでくる



俺と美咲は大笑い



「雅樹…こういうの、いいね」



やっぱり

美咲と俺は


同じことを考えてる



やっぱり


俺には


美咲しかいねぇんだ。



美咲…幸せになろうな。




俺は周りも気にせず


美咲にキスをした。




〜end〜