次々に質問を投げかけられても 白川くんは机に顔を伏せたまま 起きようとしない。 …眠いのかな? 「ねぇ白川く〜ん」 1人の女のコが顔を近付けて 白川くんの髪に触れた。 積極的だなぁ〜 初対面なのに、勇気あるっ 「……んじゃねーよ」 「え?」 …その時 白川くんが何か呟いた。 「今何て言っ…」 「触んじゃねーっつってんだよ」 一言そう言うと その顔をゆっくりと上げた。