「……ぷっ」 もうダメだ…!! …そう思った瞬間 私の腕を掴む力が緩まった。 あれ…? 私…されてない? 閉じていた目を開けると そこには爆笑する白川くん。 「おまっ、何マジになってんだよ!何だよお前の顔っ!!」 涙を流しながら 白川くんは爆笑し続ける。 何で笑ってんの!? 意味わかんない!! 「ぎゃははは!」 私は不思議な視線を送りながら 白川くんを見続けた。