「え、でもさ。誰もいなかったんでしょ?雪にしか聞こえてなかったかもよ!」 「はあ?」 佳奈はいたって本気らしい。 ユーレイなんて、私は信じてない。 そんな、目に見えないもの。 今まで見たことなんてないし。 「変なこと言わないでよ」 「えー、でも、気になるよね」 「まぁね」 私が見つけられなかったことで、困ってる人がいなければいいけど。 あー、もう。 気になって何も手につかないや。