「セイく・・・っ。ごめ・・んね・・・っ。でも、・・・・わたし」




それでも私は。





「死んじゃうとしても・・・レオの・・・側に・・・いきたい・・・・」





死ぬのなら、レオの腕の中がいい。
願わくば。



レオの腕の中で。




共に生きることができないなら。






最後にレオの顔を見たい。






「・・・っ!もういらない!・・・・僕を見てくれないお前なんかいらない!」





悲痛な声が。
泣き叫ぶような声が。




寂しいと叫んでる。