姿だけでも見たかった。 レオ、元気にしている? 王の仕事は、順調? 魔物は消えたんだよね? だったら、平和になってみんな喜んでるよね。 きっと、レオの居場所もできたよね。 もう、自分なんてどうでもいいなんて思わないですむよね。 「ユキ」 ぼんやりとしていた。 頭がボーッとして、なにも考えられなくて。 顔をあげた。 その先に、大好きな彼の姿を見た。 「レオ・・・っ」 レオがいる。 目の前に、レオが。 私を真っ直ぐに見つめる、レオが。