私の竹刀が、お父さんの小手先を打つ。





違う。






違う。






・・・なにが?





「強くなったな」

「・・・うん。強くならなきゃ」




なんで?




「だって、護らなきゃ」





護る・・・。





誰を。







―忘れたの?