「部屋はここだろう」 「あ・・・、そうだったね。・・・ボーッとしてた」 気まずさに目をそらしそう言う。 「そんなことで、騎士が務まるのか」 「・・・っ」 「足手まといはいらん」 吐き捨てるような声が。 冷たく突き刺さる声が。 レオの声じゃないみたい。 「やり遂げるわよ。決めたんだから。私がレオを護るって」 震えるな、声。 私は、レオの気持ちを踏みにじったんだから。 自分が傷つきたくなくて、レオを傷付けた。 だから、私が傷ついたらだめ。