夢なのかしら。 レオが私を好きだなんて。 私を、護りたいだなんて。 「騎士としてではなく、俺の側にいてくれ」 「・・・っ、側に、いてもいいの?」 「当たり前だ」 「私・・・、追い出されない?」 「ああ」 嬉しい。 レオの想いが聞けたことも。 それが、私と同じ思いだったことも。 とても嬉しい。 私、それだけで十分。 それだけで、幸せよ。 大好き、レオ。