私、勘違いしてたのかな。
私の心がひねくれてたのかな。



レオは、変ろうとしてるのに。
ちゃんと人と向き合おうとしているのに。



私のせいで悲しませてるとか、無理して笑ってるとか。



そんな事、なかったのかな。
レオの、まっすぐな思いだったのかな。




「ごめんね、レオ。ありがとう」





誰よりも、私がレオを信じなきゃ。




「よかったですね、ユキさま」

「シュリさん・・・。ありがとう」





久しぶりにレオに会えた。
それがすごく幸せに思えた。