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「――‥‥じゃ、キャンプの班はこれで決定だから!グループになって係り、リーダー決めてねー。」


席替えから1週間。
いつのまにかキャンプの班が決まっていた。
‥‥‥小山が勝手に!!

あの黒板の前で笑ってる奴が勝手にぃーー!。


「いつまで座ってんだよ?早く席くっつけて」

「うるさいなあっ‥‥」

机に突っ伏していたあたしは、顔をあげると目の前にいた慎吾が「はあっ?」って睨んできた。


そう。
キャンプの班がなぜか慎吾と一緒だった。

絶対、小山勘違いしてるよね‥。
うちが一緒になりたいのは龍也なのにさ!



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